ELchapo をシーズン1終了まで見たので、レビューしてみる

結構面白くてはまってしまった、netflixオリジナルドラマ

麻薬王 エルチャポこと 「ホアキングスマンロエラ」の半生を描いたドラマ、el chapo

見始めたら止まらん面白さで、昨日とうとう、シーズン1が終わるところまで、見てしまいました。

そんなわけで、今回はそんなel chapoのレビューをしていきたいと思います。

スペイン語の学習も等ブログのカテゴリーに入れているので、単に作品の内容だけでなく、スペイン語学習にとってどうか、という視点からもレビューしていきたいと思います。

シーズン1の大まかなストーリー

まず初めにざっくりと、シーズン1の大まかなストーリーを書いていきたいと思います。

物語は、エルチャポことホアキングスマンロエラ、が

80年代世界中に名をとどろかせた、グアダラハラカルテルのボス麻薬帝王ミゲルアンヘルのもとで下働きをしているところから始まります。

冒頭では、ここで、チャポがどのようにして、一介の付き人のような立場から、

シナロアカルテルの最高幹部の一人になったのかを描いています。

サクセスストーリーというよりは、シーズン1の大まかな中心人物の紹介というような内容になっています。

その後、patrónの一人となり、エルゲーロ ドンイスマエルとともに、シナロアカルテル(この当時はまだそうは呼ばれていなかった)を牛耳るようになります。

そんな中、麻薬帝王、ミゲルアンヘルがついに逮捕されてしまい。

グアダラハラカルテルの幹部たちにより、ミゲルアンヘルの持っていた利権をめぐる血で血を洗う争いが繰り広げられます。

その中でも物語の中心に据えられるのが、ミゲルアンヘルの甥にあたる、アレジャノ・フェリックス兄弟との抗争です。

この抗争から、チャポが指名手配、そしてグアテマラで逮捕されるまでが、中盤の流れになります。

シーズン1での終盤では、1993年に一度目の逮捕をされたチャポのその獄中での生活に焦点を当て、

ちょっとチャポの悪だくみが始まりそうだ!といういい感じのところで終わる

そんな流れになっています。

シーズン1のグッとポイント

まずいい点に関してですが、とにかくいい意味で物語の流れが速く、息もつかせぬスピードで目まぐるしく進んでいきます。

登場するほぼすべての人間が、社会通念上、善の立場にあれ、悪の立場にあれ、押しなべて悪人というこのドラマ

どこに裏切り、策謀が張り巡らされているかもわからず、

そんなヒリヒリした中に、ちょっとした仲間を思うエピソードがいい感じに聞いていて、見る人間を疲れさせないような考慮もされています。

また、事実をもとにしていますが、微妙に時系列を変えたり、フィクションを織り交ぜたりすることによって、事実のエグサを緩め、エンターテインメントとしての面白さを担保していると思っています。

残念なポイント

1 チャポの描き方が

物語の主人公ということで、エンターテインメント作品ということもあってか、麻薬王エルチャポがちょっとヒロイックに描いているところがあります。チャポの人間味となども描かれてはいるのですが、

やはり稀代の大悪人ちょっとなぁと思ってしまう部分も日本人としてはあります。

ただ、ネットフリックスの本場アメリカなんかでは、死刑囚にインタビューするような番組が作られたり、エンターテインメントとして面白ければグーなところも多少あるように思うので、仕方がない部分もあるかもしれません。

また、チャポの本国メキシコでは、警察などの官憲が腐敗していることもあり、より身近なマフィアに親しみを感じたりすることもあるようです。またチャポ自身が貧しい生まれであったことなどもあり、義賊のように扱われているという、背景もこの物語の流れにはあるかもしれません。

2 後半がちょっとグダグダ

シーズン1刑務所にチャポが収監されてからの流れが少しグダグダです。

先ほど書いたように、チャポが大悪人だということを考えるとつこっみどころもありますし、何より進み方が、

チャポが悪だくみする 刑務官にばれる

という流れで、それが40分くらい続くので、少しうんざりするところもあります。

ただ、シーズン2ではおそらく、史実をもとにするならば、チャポが刑務所の中でいかにして、麻薬王と呼ばれるような力を付けていったのか、そういった部分が描かれると思うので、それへの布石だったりするのかもしれません。

スペイン語学習にはどう?

一言でいうならおすすめです。

全編スペイン語で、スペイン語の生の俳優の演技が聞けるので、かなりいいです。

ただ、単語に偏りがあります。

ここ一週間くらい私のオリジナル単語帳は物騒な言葉で埋め尽くされています。

また、難点として、ネイティブスピーカーということで、かなり俳優さんの会話が早く、

ものによっては字幕が追い付いていないところもあり、ちょっと聞き取り、内容の理解に苦労する部分があります。

ただ、それを置いても内容的にも面白いし、メキシコの裏の歴史を垣間見ることができる、

危ない単語に関する知識が増えると

いいとこづくめだと思っています。

ではでは