スペイン語初級者の勉強に役立つ本まとめ

2017年9月21日

バルセロナに留学した一つの目的としてあったのが、スペイン語の習得です。

なぜか、NHKというめちゃくちゃ強い媒体が出版している語学書でしかも有益かつ学習者が躓きやすい「接続法」を題材にしたにもかかわらず絶版、プレミアがついている本があったり、

ガブリエルガルシアマルケスという大文豪

ペドロアルモドバルという名映画監督

フラメンコ

サッカー

今後ますます成長が見込まれるラテンアメリカの市場と

いろいろと需要や目的がありそうなのにも関わらず、なぜかあまり人気がないスペイン語

学習のための書籍も実に種類が少なく、勉強に苦労されている方も多いかと思いますので、

今回は私(レベルはB1くらい)が初級者のころから利用していて有益だと思った参考書を紹介してみたいと思います。

辞書

何より一番大事なのがこれでしょう。これがなくては何も始まりません。

個人的には電子辞書より紙の辞書がおすすめです。

めくった時に違う単語も目に入るため、語彙が広がりやすいのと、なんだか知りませんが、電子辞書って何やら頓珍漢な例文があったりしたりするので、あまりお勧めしません。昨今だと優秀なアプリとかも出ているので、電子辞書よりはそちらが個人的にはおすすめです。

辞書で初学者向けにお勧めなのは

小学館より出版されている「プログレッシブスペイン語辞典」でしょう。

ロングマンやオックスフォードみたいにゴリゴリな感じではなく、大きさは小さめで持ちはこびもしやすいです。文庫本二冊分くらいの暑さでしょうか。

でも収録語数は25000語、よほど学術的なものや専門的な用語、スラングみたいなものではない限り、探していて単語が見つからないということはありません。

重要な動詞の一部には活用表もついているのが個人的にはグッドなポイントです。

簡単な和訳もついているので、これ一冊で初級者の人は特に問題はないのではないかと思います。

お値段がお手頃なのもポイント高しです。

ちなみに辞書のアプリでは小学館より出ている「西和和西辞典」2000円台とアプリとしてはお高めですが、これ自体で簡潔、ネット検索もひつようありませんので、通信制限がかかっていたりしても問題ありません。しかも例文も豊富です。

個人的には自宅や講義などでしっかり調べるときは紙の辞書、出先ですぐに調べるときはアプリの辞書を使用しています。

単語編

単語に関してはこちらのものがいいかと思います。

NHK出版より発売されている

「CDブック これなら覚えられるスペイン語単語帳」です。

東京外国語大学の教授「高垣敏博」が執筆した単語帳です。

CDによる音声付属、見開きに一語一語大きく例文付きの単語が記されていて、非常にわかりやすい単語帳です。

収録語数は1500語動詞や名詞、形容詞、副詞など、日常的に必須な単語がほぼ網羅されています。

A1レベルからA2レベルくらいまではこの書籍で問題ないでしょう。

単語帳に関してこれ以上のレベルのものとなると、汎用性の高いもの(すべての学習者向け)だと現在はあまり種類がないように思います。(DELE対策本などはあるかも)

現状は実際に自分で読み書き聞き辞書を利用して覚えていった方が効率的かと思います。

NHK出版のこの単語帳非常に使いやすいのですが、ひとつ難点として、ページの構成上某受験英語ではおなじみの旺文社の英単語帳「英単語ターゲット」にて多くの人がやったページを折り曲げて単語を覚える、このやり方がうまくできないので、自分で見てじっくり頭で考えるあるいは紙に書いたりしないと使えないのが一つ難点でしょう。

これ以外の初級者向けのというと英語など語学の学習書参考書が有名なアルク出版の「キクタンシリーズ」のスペイン語編が評価が高いです。自分は使っていないので何とも言えないのですが、利用者はNHK出版の単語帳と並んで多いみたいです。

参考書および教科書

大学などで受講したことのある方、これから受講されるという方はやはり教科書が良いでしょう。

やはり正式に教員に採用されるだけあって、細かくまとまっていて、使いやすいです。

ちなみに私はこちらの教科書を使っていました。

「はじめて学ぶスペイン語」全部で86ページと薄いのですが、接続法過去完了、条件文など必要な文法事項はすべて網羅されています。

教科書なので答えがないのが残念なところではあります。

大学でとっていない、独学やねんという方は

「スペイン語の入門」という本がおすすめです。文法事項が網羅されていて(初級学習者用の教科書はスペイン語のものでも、すべての文法事項が乗っていないことが多い)説明も比較的わかりやすいです。

一点難点としては小さめのサイズのわりに内容を詰め込んでいるので、少し読みづらいというところでしょうか。問題も少し見づらいのでこちらの問題をやるのではなく、問題集を購入あるいは自分で文章を読む、こちらを参照する、というような使い方がいいかと思います。

問題を解きながら身に着けるタイプとしては30日で学べるスペイン語文法という本が接続法まで文法事項を含んでいていかつ簡潔でやりやすいのでお勧めです。

こちらの参考書兼問題集に関しては内容をすべて網羅するために、重要なところに絞りすぎているきらいがあり、説明が足りない部分がありますので、先ほどのスペイン語の入門か、口述する問題集との併用がおすすめです。

問題集

問題集に関しては私自身教科書を使って学んだ、学校の第二外国語として履修していたタイプの人間なので、あまり使っていないのですが、1冊使っていておすすめなのが

スペイン語力養成ドリル2000題です。

問題も豊富で無駄な説明もなく使いやすいかと思います。

文法事項も接続法過去完了まで含まれていて、申し分なしです。

一点問題を上げるとすれば、2000題を無理に集めた感が否めないというところです。

ひたすら、形容詞の姓の変化を20題くらい収録していたりします。この辺は、語学力というより、忍耐力のレベルであまり意味がないので、ご自身で判断して利用して使わなくてはならないので、一通り文法事項を勉強してからがおすすめです。

これ以外に問題を解いて勉強するとなると、DELEやスペイン語検定の問題集がおすすめです。

初級の方はA1 あるいは5級のものから始めるとよいでしょう。

リスニング

リスニングに関しては正直にいって現状あんまり専門のものでいい本はないかなというのが正直なところです。スペイン語のセルバンテス文化センターで売っているような本は別なのですが、日本語のものは本当にないんではないかと思います。

そんなわけで私はリスニングに関しては本を使ったりはしていません。

利用しているのは、podcastとyoutubeです。

podcastではCNNspanishというCNNニュースのスペイン語版のものを使っています。

内容も短めのものが多くわかりやすいです。

youtubeに関してはドラえもんのスペイン語版(あまり正しくはありませんが)があがっているので、それを見ています。

ちなみにスペイン語版のドラえもん結構ちゃんとローカライズされていて、ー君ーさんーちゃんという表現は省かれているのですが、声優さんの演技で見事にしずかちゃんの丁寧な感じや出木杉君の慇懃無礼な感じが表現されています。ちょっと気になる点といえば表現としては正しいと思うのですが、ジャイアンのあだ名が「gigante(ひがんて)」(巨大な)に変わっていて、しかもあのいじめっ子のような声ではなく、紳士風のナイスなボイスになっていることです。声優の方が意地悪なgiganteを演じているのですが、いい声すぎて違和感があります。

ちょっと長くなりましたが、リスニングに関してはこれがおすすめです。

読解は

こちらに関してもやっぱり英語みたいなペンギンブックスとかレベル分けされた本は一般的な本屋ではあまり手に入らないです。

こちらもネットを活用したほうが現実的でしょう。

ちょっと難しいですが、el paisなどのスペインの新聞社のネット版が勉強にはいいかと思います。 一個一個も短く簡潔にまとまっています。

アカデミックな文章を勉強したいという方にもおすすめでしょう。

まとめ

今回は留学生の生活とは直接関係ありませんが、スペイン語の学習とりわけ、初心者や初級者の方に向けて記事を書いてみました。少しでも学習の手助けになれば幸いです。

ではでは